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◆DIYキット【エアコン室外機カバー】の作り方と水平の出し方から塗装まで

杉生からDIYキット【エアコン室外機カバー】のキットを販売します。

こちらはなるべく簡単でボリュームがあって実用的なものとして考えてみました。
材料は大きく分けて2種類でカットの必要もないでDIYの入門用には最適です。

 

しかも塗装もできるしある程度サイズ変更も可能なので結構遊べると思いますよ。

販売はこちらをクリック

 

 

●DIYキット【エアコン室外機カバー】の作り方動画

まずは動画をご覧ください

 

●DIYキット【エアコン室外機カバー】の価格

価格は7,000円(税込み)で送料は着払いです。
着払いは2,000円~2,200円程度ですので1万円はかかりません。
材も結構大きいのでかなり割安感はありますね。

販売はこちらをクリック

 

●DIYキットに必要な工具・アイテム

・インパクトドライバーやドリルドライバー
・差し金(曲尺)
・50mm程度のビス(ステンレス、半ねじ推奨)
・スターエム 9mm皿取錐
・スターエム ドリルストッパー
・スターエム 下穴錐
・丸ノコ(手ノコでもOK)
・水平器
・塗料

その他細かいものもや中には使わなかったり何かで代用できるものもあるので動画を見ながら参考にしてみてください。

 

 

●今回使ったものリンク

◆スターエム 皿取錐 9mm
【Amazon】https://amzn.to/3tC6SGq
【楽天】https://bit.ly/3tG6S8h

◆スターエム ドリルストッパー 9mm
【Amazon】https://amzn.to/3dFiy5R
【楽天】https://bit.ly/3ayqmEi

◆スターエム 下穴錐 3mm
【Amazon】https://amzn.to/2QNRl84
【楽天】https://bit.ly/3eqwYG7

◆タカチ電機工業 B-P型ビス止ゴム足 B-P5
【Amazon】https://amzn.to/3v8Ontv
【楽天】https://bit.ly/2QK6lns

◆ウイング ステンレス万能ビス ブロンズ 4.2×50mm
【Amazon】https://amzn.to/3tGdjZc
【楽天】https://bit.ly/32CyjUU

◆油性キシラデコール(エボニー)0.7L
【Amazon】https://amzn.to/2Pb0uqF
【楽天】https://bit.ly/3gwoKPs

◆DIYキット馬
【BASE】https://sugishou.base.shop/items/27723569

 

 

●今回の動画の関連動画

◆【DIY入門】ビス打ち便利アイテム!阿修羅ビットマグネット
https://youtu.be/2LNNIaPs7uA

◆【DIY入門】SK11伸縮式ロックハンドクランプ
https://youtu.be/nrKC-XwQfhc

◆塗装ウッドデッキなど再生リスト
https://bit.ly/37Cf7bp

◆【埋木】スターエムの大ヒット商品「皿取錐と埋木錐セット」
https://youtu.be/r5nv1PcaPZA

 

●サイズや等級

※動画作成時のサイズだと風の通りが悪くエアコンの冷房効果に、影響が出る可能性があることがわかりましたので、対策のために一部材料のサイズ変更と図面の変更をしています。
ご了承ください。

動画内ではスキマは50mmにしてますが、80~100mm程度確保してください。
対策図面1の用に板を下げてスキマを広げるのも良いです。
対策図面2の用に前板と側板を1枚ずつ外して広げても良いですね。
天板は4枚貼っても20mmのスキマができますが3枚にしても良いと思います。
天板についてはお好みで構いません。

 

 

 

等級は杉の源平ですが赤味も多めです。
多少の死に節や抜け節、カスレなどありますが大きな欠点はありません。

 

曲がりも少なくさすが杉生と言ったところですね。

 

源平とはいえ5年で腐るようなことはありませんできれば塗装しておいたほうが長持ちします。

材料は脚材が長さ850mm 36×36mmが4本。
この脚材に板を貼っていくことになります。

 

脚材は赤味の多い方を下に向ければ自ずと根裏も揃いますし水にも強くなります。

 

板は20×100mmで長さは天板・前板が1.0mです。
天板4枚 前板5枚で合計9枚。

 

このとき天板にはなるべく赤味が多くなるようにしたほうが良いです。

 

前板は水のハケが良いため白太が多めでも大丈夫です。

 

側板は長さ440mmが10枚になっています。
化粧で見えそうな面になるべく節の少ない材を持っていきましょう。
あとは仮筋用の1.0m18×45mmが1本ありますが半分程度に切っておいてください。

 

●エアコン室外機のサイズ

今回動画で使用した室外機は割と大きかったため、風の通りが悪くなる可能があります。室外機は天板のサイズが800×360mm程度までにしておいてください。高さは800mm程度まででお願いします。

配管などが側板に当たるかどうか確認しておいてください。
もし当たるようなことがあっても側板を外す事によって回避できます。

 

 

 

●作り方や手順

基本的には36mm角の脚材に側板、前板、天板の順に貼っていく作業になります。
そのままビスを打つとお互いの板のビスが当たりますので少しズラして打ちます。
画像を用意したので打つ場所を確認しておいてください。

側板のビス止め位置

前板のビス止め位置

天板のビス止め位置

それとビスを打つには
・皿取錐(ストッパー付き)で皿を取る
・下穴錐で下穴を開け直す
・ビスを打つ
がセットになってますのですべてのビスはこの手順で固定してください。

皿取錐(ストッパー付き)で皿を取る

下穴錐で下穴を開け直す

ビスを打つ

今回はトリマーで削ってから塗装を最後にバラして行うため、動画内では板1枚に4箇所ビスを打ちますが上の2箇所だけにしています。
※ただし一番上と一番下は直角を出すため4箇所固定しています。
もし塗らずに組み立てるだけのときはビスをすべて打つようにしてください。

ビスは半ねじのものが板をしっかり食いつかせることができます。

以上のことを踏まえ作業がわからないくなったら動画を何度も見直してください。

 

■脚材に側板を1枚貼る

まずは36mm角の脚材と側板の一番上に貼る板を用意します。

脚材の一番上に側板を打ちます。
このとき上と側面がツライチになるように注意してください。
それと直角が出るように差し金などで直角を確認します。

ビスの位置に注意して1枚の板に4箇所打ってください。
長さが440mmなので下側の脚の幅も440mmになるように注意してください。

 


同じ要領で反対側のも作ります。

 

■脚材に前板を1枚貼る

先程作った側板の脚をたて同じ要領で前板を打ちます。
もちろん直角が出るようにしましょう。
側板のビスと当たらないようにビスの場所に注意してください。

 

最初の一枚が重要です。直角が出るように注意して固定します。

 

■仮筋交いを打つ

板を3枚貼った脚を立てて90度を出します。
半分の長さにした18×45mmの材を仮筋として使い直角がでたらビス止めして固定します。

これで持ち運べるので一度エアコン室外機に仮置してください。

 

■水平を出す

地面がフラットで水平の場合以外は大抵水が流れるように傾斜になっていると思います。
一度仮置きして水平器で水平を確認し水平が出るように端材をかませてください。

反対側も挟んで水平を出してください。

この状態で一番浮いている脚の地面からの距離を測ります。
今回は30mmでしたがこの長さが基準になります。

他の3本の脚を下から30mmの位置を拾っていきます。

この線で切ることで水平になりますので作業場へ運びます。
横に寝かしたいのではみ出た筋交いを手ノコなどでカットして寝かします。
先程拾った地面から30mmの線に墨線を引いて丸ノコなどでカットします。


手ノコの場合はちょっと振れるのでしっかり固定してから切ってください。
これでもう一度現場に置いてみると水平が出ます。
再度配管など当たらないか確認しておきましょう。

 

■天板を1枚貼る

水平が出たら壁側の天板を1枚貼ります。

この板を打つことによって筋交いが外れても直角を保つことができます。

ビスの場所に注意して4箇所全て固定します。
固定したら筋交いを外してください。

 

■残りの板を貼る

良ければ他の板を貼っていきますがまずは側板の一番下の板を貼りますのでスキマを決めます。
※スキマは80~100mm程度にしてください。

 

墨線を打ったらまずは一番下の板だけ貼ります。
ビスは4箇所固定してください。
もちろん両側作ってください。

 

次に前板も同じ用に一番下の板だけを貼ります。

 

このときも直角が重要なので1枚の板に4箇所打ってください。
これで頑丈になってきたので真ん中の3枚の板も貼っていきます。
側板から貼ってください。

 

このときクランプを使うと便利ですよ。

 

真ん中の3枚は後で外すので1枚に付きビス止め4箇所は上の2箇所だけにしておきます。

 

残りの2箇所は皿取錐で皿を取って、下穴まで開けておきましょう。

 

側板が終わったら前板も同様に貼っていきます。

 

こちらもビス止めは4箇所中2箇所でOKですので残りは皿を取って下穴まで開けておきます。

 

■天板を貼る

天板はスキマを20mmにすることで板幅100mmと合わせ460mmになるようにしています。

 

ピッタリにしても良いし、動画のように一番手前の板だけチリを出してスキマも均等に変更するなどお好みでOKです。

 

好きな場所にしてください。

 

場所を決めたら板幅とスキマの墨線を引いて同じ要領で天板も同様に貼っていきます。

 

ビスの場所に注意してください。

手前板には中心に前板に打ち込むように打っておくと良いです。

 

●塗らなければ完成

ここで塗装の話をします。
塗装が必要ない人はこのまま残りのビスをすべて打って完成となります。
お疲れさまでした。
また組み立ててから塗装をする人も組み立て作業は終了し塗装をしてください。

 

組み立ててから面を取りたい人はこのままビスをすべて打って削っても良いです。
無塗装でしばらく使って数ヶ月して黒くなり始めたら塗装をしても浸透しやすいのでそれも良いと思います。
まずは無塗装がどんな感じか置いてみましょう。

良さそうならこのまま使ってみても良いですね。

 

●番号をふってバラす

今回はトリマーで面を取ってサンダーで仕上げてから塗装したいので一度バラします。
しかし元の位置に戻したいので番号をふっておきます。

 

今回は画像の用にしましたが参考にしてみてください。

作ったときと同じ手順でバラしますが下の板から外していくと良いですよ。

 

●トリマーとサンダーで削る

5mmのボーズ面を取るためトリマーで削ります。

 

基本的には角になる部分を削るので場所を間違えないようにしてください。
チリを出す場合は出る面だけ木裏も削っておきます。

 

天板と前板は木表4面削りますが一番上に接する部分は削らないようにしてください。

側板はサイドだけ削ります。
側板も一番上に接する面だけ落とさないようにします。

 

サンダーは#120~#240でOKです。
おが粉は払っておきましょう。

 

●塗装

今回は油性キシラデコールのエボニー0.7Lを塗りました。

 

2回塗りで半分ぐらい使いました。

 

塗り方については過去の動画をご覧ください。

ウッドデッキの再生リストはこちら

●乾燥後組み立て

塗料が感想したら組み立てます。
手順は基本はじめと同じですが、すべての板を貼っていって大丈夫です。

 

側板を両方作っておいてそれに前板をすべて貼ってください。

 

一度打っているのでビスの入りは良いです。
先程打たなかった下の2箇所もビス止めしてください。

 

これで完成となりますが、今回は組み立てたあとにもう一度塗装しておきました。

やはり2回塗りのほうが艶も質感も良いですね。

 

先に塗ってもあとに塗っても良いですが塗りすぎて垂れないように注意してください。
また水がよく当たるところはビス止めゴムや防振ゴムを切って貼るのも良いです。

 

塗る時間があるので作業日数は最低でも2日はほしいですね。

ただ連休などにゆっくり作るにはおすすめかと思います。

メール会員さんはメールで感想を写メを送ってくれたらこのページに掲載いたします。

 

●購入者さんの作品

購入者さんの作品を紹介します。
材料の感想、難しかったところ、勉強になったところを送ってね。
画像は3枚まで掲載いたします。

 

◆Tさんの奥さん

カミヤ先生こんにちは。富士宮のTです。
先生の室外機キットで動画を見て女房が頑張り作りました。
正面の板、側板、天板とビスの干渉をしない様にする事を気をつけました。
板と板の間隔は100ミリで作りました。
ビスはウイングのステンレス万能ビスをアマゾンで2800円で購入しました。
塗装はキシラデコールのやすらぎを塗りました。
設置下が砂利なので、家にあったレンガを敷いて置きました。
キシラデコールのキャンペーンに応募してTシャツも当たりました。
ボリュームのあるキットで面と面の90°を出す意識を持つ練習になりました。